りゅうなべ

テーブルトークカフェでのゲームマスターがお仕事の、社長のブログ。

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2011/02/01

ドイツ旅行記2-10 相部屋の宿

昨年11月のドイツ旅行の日記です。

さあやっと二日目も夜に差し掛かってきました(笑)
この調子だと旅行記が終わるのは一体いつになるのか!?
気にせず続けたいと思います。

ヴュルツブルクの町、レジデンツを散策し終えた後、
近くに目立つ教会があったので、フラフラと見学に。

SANY0056.jpg
カメラを構えると、
すかさず子供達が両手を振ってアピールしてきました(笑)
中は、こじんまりしていて薄暗い。
だけど天井は非常に高い。ステンドグラスがとても綺麗でした。
他に誰もいなかったので、しばらくはベンチに座ってゆっくり過ごしました。

SANY0058.jpg
教会の上の方。すごい尖り具合。
教会って高さが凄いんだな、というのが色々見て回った感想です。
日本のお寺や神社は横に広がっていくけど、
教会は上に高くなっていているから、町のどこからでも見えるんです。

そろそろユースホステルにチェックインできる時間になったので
町を横切って帰り道。
SANY0059.jpg
ここは作曲家のリヒャルト・ワーグナーが一時期住んでた家らしいです。
普通のマンションとかに混じって建ってました。

変える途中、1ユーロショップ(まんま100円ショップ)で
菓子とフルーツジュース(微妙に不味かった!)を買って
ユースホステルに戻ってチェックイン。
個人情報の記入用紙を渡されたんだけど、項目名がほとんど読めなくて
「これなんなの?」と聞いたら、書かなくてもOKってことで
国籍と名前だけで済んだという。
そして鍵と毛布をもらって3階の部屋へ。
案の定、鍵開けに苦労するも、なんとか30秒くらいで開けられました。
昨日の苦労はムダじゃなかった(笑)

ちなみにユースホステルは安い(3千円くらい)けど、基本相部屋。
相部屋ってなんか冒険者みたいだぜ、と
憧れていたのもあってのチョイスです。
今回泊まった部屋は二階建てベッドが
3つ置いてある部屋で、入ったときには先客が1人いました。
すぐ英語で挨拶に来てくれて、まずは名乗りと握手。
クリスチャンという名前の白人の学生(?)でした。
特に深く自己紹介することもなく、
彼はすぐに部屋の真ん中にあったテーブルに戻り
ノートパソコンをカタカタし始めました。
何か話しかけようかな~、と思いつつも
適当な英語が思い当たらず、
とりあえず自分のベッドを確保して荷物を降ろして
一休みすることに。
こういうときにはさすがに「英語ができたらなあ……」
と悔しい気持ちになりましたね。
気がつけば外はもうすっかり真っ暗。
晩ご飯どこ行くかなあ、なんて考えつつ。

つづく。
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2011/02/02

ドイツ旅行記2-11 フランケン地方の郷土料理は??

ドイツ旅行記続きです。

ユースホステルのベッドでしばらく休んだ後は、
夜の町に夕食に。

ガイドブックに載っていた
市庁舎(といってもめちゃくちゃ古い建物)の
地下にある郷土料理レストラン「ラーツケラー」に入りました。

内装は非常に綺麗でテーブルの上にはキャンドルの明かりが。
薄暗い照明がいかにもな雰囲気を醸し出していました。
日本語メニューも置いてあって、観光客向けな感じ……?
とはいえ、他のお客さんはみんな地元の人っぽい。

頼んだ料理は
「牛肉ステーキの西洋わさびソースがけ」
注文するときにウエイトレスさんが「スモールサイズにする?」
と英語で尋ねてくれました。そういえば日本人からしたら量が多いんだっけ。
迷わずスモールにして正解の量。
スモールが日本のレストランの標準サイズでした。

ちなみに味の方はというと、
スープも、肉にかかっているソースも味が薄い。
実に記憶に残らない味。
そこそこ値段のする所に来たのに、これはがっかり(笑)

お酒飲めないけど、せっかくドイツだから、と地ビールを。
これがなんとも濃いビール。
一杯でフラフラになってしまって、
帰り道が結構やばかったです。
途中でぶっ倒れたら、人さらいに連れて行かれるんじゃないかと心配になりつつ。
(ヨーロッパではそういう事件もあるらしい)
何度も通った旧マイン橋で休み休みしつつ、
ユースホステルの自分のベッドになんとか帰還。
SANY0071.jpg
ピンぼけしてるけど、自分が寝たベッドの
向かい側のベッドです。足元散らかしすぎ。
そこの人は一週間ぐらい滞在してる風だった。

帰ったときの時間は夜9時くらい。
酒が回っていたので、着替えた後はあっという間に眠ってしまいました。

つづく。

2011/02/03

ドイツ旅行記3-1 窓からの脱出

ドイツ旅行記
3日目、ヴュルツブルクのユースホステルからです。

目が覚めたのは早朝4時頃。
向かいのベッドの人の目覚まし時計の音が
凄まじい音で鳴り響き、
部屋の全員が強制的に目を覚ましました。
しかも、二度。

完全に目が覚めてしまったので、
朝の散歩の準備をして一階のロビーへ。
しかしなんと、入り口のドアが閉まっている!
当たり前と言えば当たり前なんだけど。
どこかに勝手口とか無いかな、とウロウロしてみると……
SANY0060.jpg
事務カウンターの横の窓が開いているのを発見。
これ見よがしに開いている所を見ると、
ここから出入りしろってことらしい。
遠慮無く窓枠に登って外へ飛び降りました。

SANY0061.jpg
外から見た出入りの窓。地面からの高さは1メートルくらい。
窓から出入りするなんて、子供の時以来。
冒険気分でテンションが上がります。

散歩の行く先は、昼に見えた山の上の教会。
ガイドブックによると、世界遺産のレジデンツを造ったのと
同じ建築家の作品らしい。遠くからでも非常に美しく見えました。

昨日寝る前に山を見たときにはライトアップされていたので、
それを頼りに登っていくか、と外を歩き出したものの
残念ながら早朝はライトアップは無くなっていました。

ちょっとした朝のハイキングのつもりが
完全な暗闇の中を歩くことに。
明かりは日本の100円ショップで買っていたペンライトのみ!
SANY0070.jpg
このペンライトの放つ小さな光が
どれほど頼りになったことか。
基本的に街灯はほとんど無い山道だったので
途中でライトが切れたら間違いなく朝まで遭難です。

実際、明かりがあって地図を確認しながら登っていたつもりが、
途中から明らかに民家の農道に入り込みました。
それでも、とりあえず登っていけば着くだろう、
という安直な考えの元、ひたすら歩き……。
SANY0062a.jpg
あきらかにこれ、バイオハザードとか
ホラーゲームに出てくる扉だろ
とか思いながらも30分ほど登り……。

つづく。

2011/02/04

ドイツ旅行記3-2 闇夜の教会

11月のドイツ旅行3日目の続きです。

早朝4時。暗い夜道の登山道を歩き、
ついに見えました! 白い壁の教会。
バロック様式の巡礼教会「ケペレ」です。

が、かなり登ってしまっていたのか
教会は崖の下。
今度は下り階段を探して下りていきます。

なんとか教会正面にたどり着いて
デジカメラをぱしゃり。
暗すぎてデジカメの液晶には何も映らなかったのですが、
後で確認してみると……

SANY0064.jpg
不気味!
暗すぎてちょっと粗いですが、
本物はこんなに怖くないですよ。
そして入り口はがっちり閉まっていました(当たり前)。

こちらは教会横に建つ聖像。
SANY0065.jpg
ちょっと分かりにくいですが
聖像の下にちゃんとキャンドルの炎が灯っています。
これが周囲にあった唯一の明かりで、
見ているととても落ち着きました。

山の上の教会なので、見晴らしも最高です。
SANY0066.jpg
ヴュルツブルクの町は明かりが少なく、
素朴で美しい夜景でした。
さすがはキャッチコピーが「世界水準の田舎町」

教会を正門から降りていくと、
いくつもの門と祠があって、階段も立派。
なるほど間違いなくこっちが正解のルート(笑)

SANY0068.jpg
参道(教会でもこう言うのかな?)に建っていた聖人たちの像。
闇の中でもすごい威圧感。

散歩中は朝4時という時間帯もあって
さすがに人に出会うことは無かったですね。
誰もいない観光地というのも、なかなか気楽で良かったです。
(教会の中に入れないのは残念でしたが)
ペンライトもちゃんと電池がもってくれたし
暗い中での旅、かなり気に入りました。

つづく。

2011/02/05

ドイツ旅行記3-3 ユースホステルは安くて快適だった

11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目。まだまだ続くので気長にお付き合い下さいませ。

ヴュルツブルクの町、早朝。
ユースホステルに帰ってきたのは6時頃。
朝食は7時からだったので、
しばらく誰もいないロビーで
これまでの旅のメモを書いていました。
それから、観光マップを広げて今日の旅行の計画を練り練り。

朝食はやはりビュッフェ形式で、
ユースホステルとあなどるなかれ、結構な充実ぶり。
ここはパン以外にもシリアルが何種類かあったので
グラノーラにコーンフレークを混ぜて
イチゴジャムをたっぷりかけて食べました。
これに3種類くらいのハムをおかずにすれば、もうお腹いっぱい。

食堂には学生らしきグループがたくさん。
と思いきや、中には子連れのママもいて、結構驚きました。
確かにこれだけの朝食が付いて2~3千円ほどだから、
色んな人が利用するのも頷けます。施設も綺麗だし。
ちなみにドイツはユースホステル発祥の地とのことで、
世界的に見ても水準の高い施設が多いそうです。

宿泊部屋に戻ると、同室の人たちは
シャワールームを交代で使っている最中でした。
軽く朝の挨拶をして僕も最後の順番でシャワールームを使い、
出発準備を整えました。
SANY0072.jpg
外はすっかり明るくなっていて、
部屋の窓からの景色は中世ファンタジー世界の宿屋そのもの。

いつの間にか同室の人たち遅いも朝食に出かけていて、
僕も誰もいなくなった部屋を後にすることにしました。
結局、相部屋の醍醐味である人との会話を楽しむことはできなかったなあ……
とちょっと残念に思いながらもチェックアウトを済ませ、
次の旅の目的地へと移動を開始。出発時刻は8時半頃です。

SANY0077.jpg
朝の町はとても青い。
川沿いの散歩道を歩きながら目指すのは
川の船着き場です。

つづく。
(土日は更新をお休みします)

2011/02/08

ドイツ旅行記3-4 こだわりのデザイン

2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の朝です。

次の目的地にしたのはファイツホーホハイム。
町のガイドブックには写真が付いていて、白い美しい城が載っています。
「マイン川を8kmほど下ったところにある」と書いてあったので
それなら船で行こう! と思い立って船着き場へ。
SANY0078.jpg
しかし船の始発は1時間後。
チケット売り場に誰もいない上に、完全に屋外なので寒い!
ここでじっと待つのはやめて、
町にブラブラ出かけることにしました。

時間は9時前頃。
ほとんどのお店は閉まっていて買い物とかは出来なかったのですが
興味深いものを発見。これは日本にはない面白さ。
それは……

SANY0076.jpg
お店の看板です。
どのお店も看板が非常に凝っている!
SANY0079.jpg
金属で造られており、
中世からお店の看板はずっとこのスタイルなのだとか。
(文字は無かったと思いますが)
SANY0073-2.jpg
実は、「りゅうたま」の担当編集者さんの一人は
かつてドイツの看板写真集を作ったことがあるとか。
なるほど、確かにどの看板のデザインも個性が出ていて
写真を集めたくなります。
SANY0044.jpg

普通っぽい看板もあります。
しかし描かれているキャラが可愛く、気に入りました。
SANY0075.jpg
こちらは紅茶の葉っぱ専門店です。
FFのトンベリとドラクエのリリパットを混ぜたようなキャラですね。

そんな風に町の看板に注目しながら時間が過ぎていき、
そろそろ船着き場に戻ろうかな、と町の地図を確認していたときに……
なんと人の良さそうなお爺さんが「助けようか?」と
話しかけてきました。
特に困ったことは無いものの、どう答えたものか。

つづく。

2011/02/09

ドイツ旅行記3-5 船から鉄道へ

2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の朝です。
ゲーマー的視点で旅の見聞をつづっております。

船着き場へ戻るため、町の地図を確認していたところ
人の良さそうなお爺さんに話しかけられました。
「なんか助けようか?」とのこと。非常に丁寧な英語です。
あんまり困っていることは無かったものの、
「ファイツホーホハイムに行きたいんです」
と思わず答える。そうしたら
「電車で行くのが良いよ。駅は……」
と細かく教えてくれました。
「いやしかし、僕は船で行くつもりで……」
と下手な英語で伝えようとしたものの
「電車の方が早いし楽だよ」と言われる。

電車で行けるとは知らなかったけど、
実のところ今日本来の目的地は
ローテンブルクという町。
ファイツホーホハイムに寄ってみたいとはいえ、
あまり長い時間は寄り道できないのです。
船は1時間くらいかかるけど、電車なら15分で着くとか。
後のこともあるし、ここは船をやめて電車で行くか、
ジャーマンレイルパスもあるし。

ということで爽やかにお爺さんにお礼を言って
駅に向かうことにしました。

駅へと続く商店街のストリートを歩いていたら
朝9時過ぎにもかかわらず開店している革製品の店を発見。
散歩用の軽いウエストポーチが欲しかったので
さっそく店を覗くことにしました。
朝4時の山の教会の散歩の時に
リュックサックで出かけたものの
もう少し軽装の方が楽だな~と感じたのもありますし、
地図やガイドブックを見るときにイチイチ背中の
リュックサックのチャックを開けるのが面倒くさくなった
のもあります。

狭い店内には大小様々な革のカバンが売っていて、
田舎の服屋によく似た雰囲気。
女の店員さんが話しかけてきたけど、言葉がさっぱり分からなかったので
よく分からない表情をしてスルー。
SN3E0116.jpg

結局、3千円くらいのウエストポーチを買いました。
選んだ決め手は、ポーチの形が
ドラクエ2や3の勇者が身につけているのに似ている!
ということ。

そして店を出て気分良くヴュルツブルクの駅に向かったのでした。
しかし、この後電車で大変な思いをすることに……。

つづく。

2011/02/10

ドイツ旅行記3-6 謎の町へ

ファンタジー世界の風景を求めて
2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の朝9時過ぎです。
ゲーマー的視点で旅の見聞をつづっております。

船での移動をやめて
電車による移動を決めたヴュルツブルクの町。
駅では駅員さんにファイツホーホハイム行きの電車のホームを
尋ねて、無事電車に乗りました。
2駅くらいなので、乗ること10分少々。

乗っている間に買ったばかりの革のウエストポーチを
さっそく装備。ちょうどガイドブック(地球の歩き方ドイツ)が
収まるサイズだったので、大満足。

それから降りる駅のアナウンスが聞こえたので
さっそくドアへ。
ちなみに昨日乗ってきた電車は
降りるドアはボタンで開閉する手動ドアでした。
なので今回もボタンを探したのですが……無い!
よく見ると頑丈そうな金属のレバーがドアに付いていて
どうもこれを操作するらしい。
そんな間に電車は駅に停車。
やばい、急いでドアを開けなくては!
と、このレバーが結構固くて、すんなりドアが開かない。
ガチャガチャガチャ!
他に降りる人はいないのか!? と周りを見ても全くの無人。
諦めてレバーに手をかけたところで、
あれ、景色が動いてます。電車出発してます。

えーーーーー!?
停車時間15秒くらい。
早い、早過ぎるよ!

……。
なんかホテルのドアの鍵といい、
ドイツのドアは特殊過ぎる!

とりあえず席に戻って、どうするか考えてみる。
最初に考えていた旅程では
本来の目的地はローテンブルクの町。
このまま電車に乗っていれば1時間半くらいで着く距離のはず。
ファイツホーホハイムはあくまで寄り道として
行く予定だったから、これはもう
今日はこのままローテンブルクへ行ってしまおう。
という結論に達しました。

「ファイツホーホハイムの町は南北に流れるマイン川の下流にある町」
と観光案内マップに書いてありました。
目的地のローテンブルクは南にある町だから、
たとえ路線が違っていても、そんなに遠くへは行くまい……

そう思うと気楽なもので、
ゆったり流れる車窓の景色を楽しみながら時間を過ごしていました。
線路から見える景色は、非常に自然豊かで
草原の丘や、低い山に広がる森がずっと続いていました。
これがドイツの自然かぁ……と感慨深げに電車に揺られること40分ほど。

そこまで乗ってきた所で、ちょっと不安になってきました。
ちゃんと南に進んでいるんだろうか……? と。
しかし車掌さんも来ないような誰もいない電車なので、
人に聞くのも難しい。

そうだ! 僕の持ち物の中に「コンパス」があったことを思い出し、
さっそくこれを使ってみることにしました。
持ってて良かった旅の必需品コンパス。
ちなみに、このコンパスは
『仮面ライダー響鬼』で明日夢君がヒビキさんにもらったものと同じタイプの
スウェーデン製シルバコンパスです!
SN3E0098(2).jpg
オープニングのシーンで明日夢君が手に持っているあれですね。

そしてコンパスを水平に持ち、
進行方向を確認してみると……

北に向かって進んでる!!!

そこで、はたとあることに気づきました。
ファイツホーホハイムの町は南北に流れるマイン川の「下流」にある町
そして真の目的地のローテンブルクは「南の方角」にある町

マイン川の「下流」が「南」だと、なぜ判断できる?

……。
そうなんです。無意識のうちに川の下流が南だと
勝手に思い込んでいたのですが、
冷静に考えたら、ドイツは南の方が山岳地帯だから
川は北に向かって流れているはずなのです。
つまり川の下流は北!

僕は山陽地方、岡山県の出身なので
川と言えば南に向かって流れているのに決まっていました。
その感覚のまま観光ガイドを読んでしまっていたんですね。

とりあえず、ヤベェ!
早く降りないと、今日の目的地に行けなくなる!
と大慌てで荷物をまとめて、次の駅で降りる準備です。
幸い、5分ほどで次の駅に到着し、
その時ばかりは前回の教訓を活かし
渾身の力でレバーを動かしてみました。
そうすると、なんとかレバーが下まで降りきり、
無事にドアが開いて、電車から出ることが出来たのです。
なんだ、案外簡単じゃないか。

他に降りる客も、乗り込む客もいなかったようで、
ホームには自分一人。
駅舎は、見た感じ無人でどちらかといえば廃墟のよう……。

ホームから見える町の様子は、まごうことなき田舎町。
なんか誰もいない……
SANY0080.jpg

駅の線路側の景色は森と山。
SANY0082.jpg

ここってもしかして、滅多に電車が止まらないような
田舎の駅なのでは……?
戻りの電車が来るの、何時間後だ……?(冷や汗)

つづく。

2011/02/10

ドイツ旅行記3-7 窓から探索

ファンタジー世界の風景を求めて
2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の昼12時頃です。
ゲーマー的視点で旅の見聞をつづっております。

移動の路線を間違え、慌てて謎の駅に降り立ったところ
ここはとても寂れた駅。

引き返す電車の時刻表を確認してみたところ、
ちゃんと1時間に1本は電車があるようで、
ほっと一安心。
1時間後にはなんとか戻りの電車に乗れそうです。

時刻も分かったことだし、と
町に探索に出てみることにしました。

駅の近くを歩いてみたところ
お店らしきものは全くありません。
周りは見事なまでに住宅のみ。
モヒカンのチンピラがたむろしてそうな酒場、
の廃墟が一軒見つかった程度。

ここの人たちはどうやって生活しているんだ……?
と思ったものの、
地元岡山の田舎の駅の周辺もこんなもんだったな、と納得。

しょうがないので無人の駅に戻ってきて
ベンチで待つことにました。
SANY0084.jpg
昨日1ユーロショップで買っていた
スニッカーズを昼ご飯代わりに。
しかし、チョコの中に入っているキャラメルのような
甘い物体が口に合わず、食べきれませんでした。
お土産でもらったりしたときもよく思うけど
海外のチョコ菓子は微妙……。

無人の駅舎をよくよく見ると、
ドアは板で塞がれているものの
窓ガラスがかち割られているのを発見。
SANY0085a.jpg

ホラー映画なら確実に死亡フラグだけど、
ま、当然入ってみるよね。
今朝のユースホステルといい、
なんか窓枠を乗り越えることに縁のある旅だ(笑)

人目が無いことをいいことに、
よいしょ、と窓枠を乗り越えて中へ。
SANY0086.jpg
中は以外と綺麗で、隅っこに荷物らしきものが。
他にも廊下があって自転車が仕舞われていました。
もっとガラクタやなんかが
いっぱい落ちているのを期待していたのですが、残念。

探索後はベンチに戻って電車が来るまで
旅日記をちょこちょこ書いていました。
電車が来る前に、記念に駅名のプレートを写真に。
SANY0083.jpg
リーネックの町。
後で調べてみた所、中世のこのあたりにはリーネック伯という領主がいたそうな。
だがしかし観光に来るような所ではないことは確か。

つづく。
(金土日は更新をお休みします)

2011/02/15

ドイツ旅行記3-8 駅から庭へ

ファンタジー世界の風景を求めて
2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の昼13時頃です。
ゲーマー的視点で旅の見聞をつづっております。

間違った路線の電車に乗ってしまった結果、
途中で気づいて降りた駅リーネック。
その田舎村ぶりを堪能しつつ
無人駅舎を探索し終え、ようやく戻る電車がやって来た所です。

SANY0087.jpg
電車の中から、一枚。
さらば、偶然降りてしまった無人駅!

さてさてロスしてしまった時間は2時間ほど、
このまま本来の目的地であるローテンブルクに向かうか、
途中で降りてファイツホーホハイムを見ていくか。
時間的に悩むところですが、せっかくなのでと
途中で降りることにしました。

再び40分ほど電車に揺られ、降りた駅のホームは
そのまま外の道路に繋がっています。(ドイツの駅には改札がない)
観光マップをもらうため、駅舎に入ると
そこでは古本市をやっていたり、観光案内窓口があったりと
なかなかの充実ぶりです。

窓口のお姉さんに地図をもらい、外へ。
見たところ駅は広大な庭園に隣接しているようで
町の最大の見所もこの庭園と、そこにある屋敷らしい。
次の電車の時刻を確認してみた所、ちょうど1時間後。
一回りで戻ってこようと決めて庭園へ。

庭園は特に入園料が必要というわけでもないようで、入り口もたくさん。
土の道が湿って柔らかくなっていて、雨が降った翌日といった感じ。
おかげで荷物の入ったカートがとても引っ張りにくい……。

できる限り乾いた道を探しつつ
まずは屋敷が見えたので、そこに近付いてみました。
ちなみに、相変わらず観光客は1人くらいしか見あたりません。
ホント、シーズンオフなんだね。

SANY0088.jpg
なんて絵に描いたようなお屋敷!
写真の通り、なんというか、おもちゃのような色彩の屋敷です。
作り物っぽい印象を受けたのも、ロココ様式の建築だからでしょうか。
入り口は閉まっていて残念ながら、中には入れませんでした。

SANY0092.jpg
屋敷の前には迷路のようにも見える
立派な庭園が広がっています。

昔、資料として読んだ「ヨーロッパの庭園物語」に出て来た
中世の庭園そのものじゃないか~!
こういう庭を歩いてみたかったんだよ!
と大興奮しつつ、カートを引きずって庭園の中に向かいました。
SANY0097.jpg
木のトンネル!
ファンタジー、というかメルヘンだ~♪

観光マップを見ると、迷路庭園の先には
大きな池や祠があるらしい。無事に辿り着けるかな……。

つづく。

2011/02/15

ドイツ旅行記3-9 庭園探索

ファンタジー世界の風景を求めて
2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の昼13時頃です。
ゲーマー的視点で旅の見聞をつづっております。

ファイツホーホハイムの町の
ロココ様式庭園を散策中のところからです。

SANY0098.jpg
庭にあった小テラスから屋敷をのぞむ。
まるで映画のセットみたい。

SANY0091.jpg
今は全て落ち葉になってしまっているけれど、
夏の頃は葉っぱの天井を作っていたに違いない。

ちなみに落ち葉を掃除している業者の方が
何人かいました。
ここ以外でも色んな公園で落ち葉拾いを見かけたから
そういう季節なんでしょうね。

SANY0094.jpg
木々のトンネルを抜けた先には大きな池が。
のんびり芝生に寝っ転がったり……
したいところだけど、あいにく時間があまりない上に
気温が寒い。やはり水場は夏じゃないとね。

SANY0094a.jpg
池の中央にあるオブジェ拡大図。
馬? 周りはなんだかよく分かりません。
観光マップの歴史解説はドイツ語で描かれているため、
いまだにこの庭園の来歴は謎です。
1700年頃に作られたということだけは、なんとなく読み取れましたが。
ネットでもファイツホーホハイムに観光に行った人の
日記は見つけることが出来ませんでした。
かなりマイナーな観光地なのかな。

SANY0095.jpg
庭園のあちこちに大きな彫刻が置いてあるところが
いかにもヨーロッパの庭、という感じがしました。
手入れもバッチリで非常に綺麗。
しかも彫刻の装飾が細かいのなんのって。

つづく。

2011/02/16

ドイツ旅行記3-10 竜のほこら

ファンタジー世界の風景を求めて一人旅。
2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の昼13時頃です。
ゲーマー的視点で旅の見聞をつづっております。

■旅の行程
1日目:国際都市フランクフルト
2日目:世界水準の田舎町ヴュルツブルク
3日目:庭園の町ファイツヘーヒハイム(←今ココ)
     城塞都市ローテンブルク
4日目:赤い石の街ハイデルベルク
5日目:ハイデルベルク郊外
6日目:産業都市ケルン
     葡萄酒の町リューデスハイム
7日目:フランクフルト空港

ファイツホーホハイムの庭園の池を見おえて、
さらに庭園の奥へ奥へと進みます。
(今ネットで調べてみたところ、町の名前の読み方は
 ファイツヘーヒハイムが正しいようなので、以後こちらに統一します)

SANY0099.jpg
壁沿いの小道の遙か向こうに
建物らしきものが。
このあたりから荷物の入ったカートの
ローラーの回転がなにやらおかしい。
ほとんど回らず、引きずっている感じ。
やはり雨上がりの土道をカートで進むと、泥が詰まるようです。
やむを得ず、カートを持ち上げて先を急ぐことに。

なにしろ電車の都合で
この町に留まっていられる時間はあと30分。
カートは重いが、頑張るしかない!

SANY0102.jpg
見えてきたのは、中国風? にも見える祠。
これまでのロココ調の屋敷や庭園とは
あまりにも雰囲気がかけ離れている気がします。

ちなみに、写真の真ん中下にある黒い物体が
僕のカートです。
SANY0102a.jpg
重さに疲れてカートをここに放置したまま
周囲の写真を撮っていました。

さて、この祠の側面に回ってみると。
SANY0104.jpg
なにやら霊獣のようなものが、くぼみに収まっています。
ツル、サル、ライオン……? やはり東洋風なのか。

他のくぼみには何が居るんだろう? と調べると

SANY0100.jpg

いました、僕の最愛の幻獣ドラゴン!
カラフルなモザイクで表現された鱗が美しい。
目の周りや鼻の先にある白い丸いものは、貝殻です。

SANY0101.jpg

なぜか胸のあるドラゴン。女性型、なのか……?

それにしても、ロココ様式庭園の片隅にあるこの祠。
一体何なんだろう。
彫刻や建築の様式も他と全く違うし、他の文化圏のものとしか思えない。

後でドイツ語翻訳で調べたところによると
やはり庭園の一角は中国の様式を取り入れて作られているそうです。

色々見て回っている内に、電車の時刻まであと15分ほど。
急いで駅に帰らなければ!

SANY0103.jpg
右の壁を越えられればすぐ駅なのに!
カートを担いで出口までこの道をまっすぐ。
出口まで急げ~。

つづく。

2011/02/17

ドイツ旅行記3-11 町の合間

ファンタジー世界の風景を求めて一人旅。
2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の昼14時頃です。
ゲーマー的視点で旅の見聞をつづっております。

■旅の行程
1日目:国際都市フランクフルト
2日目:世界水準の田舎町ヴュルツブルク
3日目:庭園の町ファイツヘーヒハイム(←今ココ)
     城塞都市ローテンブルク
4日目:赤い石の街ハイデルベルク
5日目:ハイデルベルク郊外
6日目:産業都市ケルン
     葡萄酒の町リューデスハイム
7日目:フランクフルト空港

ファイツヘーヒハイムの庭園巡りを終えて、駅へ。
急いだおかげで、5分前には到着。カート重かった。
泥だらけになったカートのローラーの泥を
駅前道路のアスファルトでなんとか、こそげ落とす。

電車に乗って、朝いたヴュルツブルクの町に戻り、
そこから改めてローテンブルク行きに出発です。
今度はもう反対方向へ行ったりしないぞ!
SANY0105.jpg

この地域のターミナルであるヴュルツブルク駅。
ドイツの電車はほとんどが赤色でした。
ドイツの国鉄であるドイチェスバーン(DB)のロゴも赤。

これから向かうローテンブルクの町は
中世の城塞都市の姿がそのまま残っている、
とドイツの友人に聞きました。

今回のドイツ旅行に出る決め手の一つになった町が
このローテンブルクなのです。
でも、町の風景全てが中世のままだなんて、ちょっと信じられないな。

ヴュルツブルクからの移動時間は快速電車で1時間ほど。

SANY0106.jpg

途中の乗換駅であるアンスバッハ。
こうして見ると日本の田舎駅とほとんど変わらない風景。

ドイツの電車に乗ってて、驚いたことが1つあります。
それは「自転車の専用車両」があるということ。

たまたまそこに乗ってしまったときに、
なんかイスが無くて広い車両だな……
とか思っていたら、自転車を押した人がすっと乗ってきて
非常に驚きました。
単純に荷物の多い旅行客なんかもそこを利用していましたが、
自転車で乗る人も結構多かったですね。
そういえばユースホステルにも自転車旅行の人が何人かいました。
ドイツでは自転車での遠隔地への移動が普通なんでしょうか。

ちなみに自転車持ち込みはちゃんと別料金がかかるそうです。

SANY0108.jpg

移動中の風景。
「世界の車窓から、本日はドイツ鉄道バイエルン州からの車窓です」
という石丸謙二郎デンライナーオーナーの声が聞こえてきそうです。

草原、湿地、丘、林。それからブドウ畑。
そんな風景が次々と現れては消えていきます。

つづく。

2011/02/18

ドイツ旅行記3-12 ローテンブルク市門前

ファンタジー世界の風景を求めて一人旅。
2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の昼15時頃です。
ゲーマー的視点で旅の見聞をつづっております。

■旅の行程
1日目:国際都市フランクフルト
2日目:世界水準の田舎町ヴュルツブルク
3日目:庭園の町ファイツヘーヒハイム
     城塞都市ローテンブルク(←今ココ
4日目:赤い石の街ハイデルベルク
5日目:ハイデルベルク郊外
6日目:産業都市ケルン
     葡萄酒の町リューデスハイム
7日目:フランクフルト空港


ついにやってきましたローテンブルクの町。
中世ヨーロッパ城塞都市の町並みが
そのまま残っているといわれる町。
どんなファンタジックな風景が見えるのか、ワクワクが止まらない!

SANY0109.jpg

ローテンブルクの駅。まあ、割と普通です。

駅前には横に広いショッピングモールがあって
これはまったく近代的。
周囲は大きな道路が交差していて、
道路脇には一戸建ての住宅が並んでいます。
あれ、なんかまったく中世っぽくないよ??

地図を調べてみると
駅から市街地までは、坂道を登って歩いて数分かかるらしい。
しかし坂道の方を見ても、それらしき建物は見えず
ちょっと心配に。
日本の観光地みたいに、一部だけ古い場所を再現していて
あとは全部近代化してしまったのはでは……? 的な。

不安になりながらも
坂道をカートを引っ張りつつ、進みます。
他の町でもそうなんですが、歩道は大抵粗い石畳なので
カートのローラーがガタガタ引っかかって、転がりにくいのです。
ローラーが割れるんじゃないか、とこっちの心配もしながら
ゆるやかな坂道を登ります。

すると……

SANY0110.jpg

門が出現。
アスファルトの道路は途切れ、完全な石畳の道に。
なんか、微妙に綺麗でディズニーランドの一角みたい?
これが入り口??

門を潜ると……
SANY0111.jpg

空堀にかかる橋、
そして左右に広がる城壁や塔が出現。
すっげ壁が古い、すっげ古い!

右手にある塔の壁なんか、表面がボロボロで
今にも崩れそう。それでも立っている。

さらにに場面の門を潜ると……

SANY0114a.jpg

木組みの家々、時計台、
中世の町並みだあ~~~!!
走っている車の方がまるでタイムスリップしてきたかのような不思議。

つづく。(土日は更新をお休みします)

2011/02/21

ドイツ旅行記3-13 冒険者の宿

ファンタジー世界の風景を求めて一人旅。
2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の昼15時頃です。
ゲーマー的視点で旅の見聞をつづっております。

■旅の行程
1日目:国際都市フランクフルト
2日目:世界水準の田舎町ヴュルツブルク
3日目:庭園の町ファイツヘーヒハイム
     城塞都市ローテンブルク(←今ココ
4日目:赤い石の街ハイデルベルク
5日目:ハイデルベルク郊外
6日目:産業都市ケルン
     葡萄酒の町リューデスハイム
7日目:フランクフルト空港


はい、今週も始まりました。ドイツ旅行記です。
いつも読んで下さってありがとうございます!

さてさて、中世の風景を残しまくりの町ローテンブルクに
到着したところからです。

SANY0113.jpg

町のあちこみに目を向ける度に
「ほぉ……」「はあ~」と感嘆の声が出てしまいます。
まったく、凄いところにやってきたもんだ!
早く町中を駆け巡りたい気持ちを抑えつつ
まずは今日の宿を探すことに。
荷物をおかないことには、この町を探索することもできない。

ベルトポーチの中にある「地球の歩き方 ドイツ」でも
この町にはかなり力を入れているようで、
たくさんの宿が紹介されています。

そんな中でも自分が入ってきたレーダー門に近い
宿をいくつか巡ってみることにしました。

ローテンブルクは丘の上にある町なので
石畳の坂道が結構多い。カートで引いて歩くには結構キツイものがありますね。

いくつかの宿の中でこれだ!
と思ったのが「シュピッツヴェーク」という小さな宿。

こじんまりとしたロビーには
アンティークな調度品やタペストリーがいっぱい。
小動物の毛皮や古い鍋、短い槍まで様々なものが飾られています。
古い建物と相まって、一目で気に入りました。
(なんと、1536年に建てられた館を改装して造られているそうです)

ロビーの右手のドアからはテーブルが4つ5つばかりの
ダイニングルームとキッチンが見えます。
ロビーに他にあるのは上に登る階段のみ。
1階が食堂、2階に宿泊部屋、
これってまさに「冒険者の宿」じゃないか~!

ドイツでは「ガストホーフ」という
1階がレストラン、2階が宿、という形式がちゃんとあるそうなんです。
こんなのってロードス島やアレクラスト大陸にしか無いと思ってたよ!(笑)

そんなリアル冒険者気分を味わいつつ
カウンターの呼び鈴を何度か鳴らすと、
出て来たのはおばあさん。
空き部屋があるかどうかを尋ねると、
こんどはおじいさんにバトンタッチ。
老夫婦で宿を経営しているそうです。

おじいさんは
「空いている部屋を見せてあげるから、ついてきて」
とゆっくりと歩きながら上の階に。

SANY0121.jpg

SANY0120.jpg

途中の階段も踊り場も、
アンティークグッズや絵画でいっぱい。
こんなに雰囲気の良い宿は生まれて初めて。

おじいさんは最上階の3階まで、
ふうふう言いながら登っていき、一番奥の部屋に。
奥、といっても1つの階に3~4部屋しかないので、すぐです。

開けてもらった部屋は、
なんと、壁が三角形に傾斜した部屋。
最上階の三角屋根の中に位置する部屋です。

こういう隠れ家的な、不思議な形の部屋は大好き!
屋根裏部屋風、というか、屋根裏部屋そのもの!(笑)

SANY0117.jpg

おじいさんに「nice room!」と伝えると
「ここが気に入らなかったら、
 鍵を取りにいくためにまた上り下りところだったよ」
と息をつきながら笑うおじいさん。

さらに部屋の鍵の開け方を
丁寧にレクチャーしてくれました。ここの鍵も二回転。
やはり外国人にはドイツの鍵は難しいものらしい(笑)

一度降りてロビーで手続きをした後は
日本語のローテンブルク観光ガイドブックを渡され、
その場で地図にオススメのレストランを書き込んでくれました。

それから玄関のドアの鍵の開け方も教えてくれました。
夜中に出歩きたくなった場合、必要とのこと。
や~、いいおじいさんだ。

つづく。

2011/02/22

ドイツ旅行記3-14 上を向いて歩こう

ファンタジー世界の風景を求めて一人旅。
2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の昼16時頃です。
ゲーマー的視点で旅の見聞をつづっております。

■旅の行程
1日目:国際都市フランクフルト
2日目:世界水準の田舎町ヴュルツブルク
3日目:庭園の町ファイツヘーヒハイム
     城塞都市ローテンブルク(←今ココ)
4日目:赤い石の街ハイデルベルク
5日目:ハイデルベルク郊外
6日目:産業都市ケルン
     葡萄酒の町リューデスハイム
7日目:フランクフルト空港


ローテンブルクの町で宿をとったところからです。

SANY0119.jpg

部屋の窓からの風景。
早く町を観に行きたい! ということで
さっさと荷物を置いて、ベルトポーチだけの身軽な装備で町にでかけました。

宿のおじいさんにもらった町の地図を片手に
まずは町の中心部マルクトプラッツ(市場広場)へ。

SANY0124.jpg

こちらは広場に面した市庁舎。1500年頃に造られたそうです。
現役の市庁舎が500年前の建物って、
日本人にはにわかに信じ難いことです。

広場ではクリスマスマーケットの準備の真っ最中。
11月末からクリスマスまでの期間、
ドイツ全域の町の広場ではマーケットが開かれるそうです。
ローテンブルクでは、まだ開催されていませんでした。残念!

現在の時刻は16時過ぎ。
あと1時間ほどで日が落ちてしまうため、
明るい内に色々見ておこうと早足で町の通りを歩きます。
明日も昼前にはこの町を出発しなければなりません。

SANY0122s.jpg

SANY0123s.jpg

SANY0125s.jpg

SANY0126s.jpg

相変わらず、お店の看板のデザインが素晴らしい!
気がついたら、町並みよりも看板ばかり写真に撮っていました。

それから、ローテンブルクでは団体の観光客の姿を
たくさん見かけました。(特に日本人!)
シーズンオフとはいえ、さすがはロマンチック街道の途中の町。
ここを通って、有名なノイシュバンシュタイン城までのルートが
もっともポピュラーなドイツのツアー旅行のようです。

ちなみに、僕は今回の旅ではノイシュバンシュタイン城は行っていません。
期待してた方がいたら、ごめんなさい。
だってドイツの南の端で遠いんだもん。

つづく。

2011/02/23

ドイツ旅行記3-15 不思議なTRPGの縁

ファンタジー世界の風景を求めて一人旅。
2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の昼16時頃です。
ゲーマー的視点で旅の見聞をつづっております。

■旅の行程
1日目:国際都市フランクフルト
2日目:世界水準の田舎町ヴュルツブルク
3日目:庭園の町ファイツヘーヒハイム
     城塞都市ローテンブルク(←今ココ)
4日目:赤い石の街ハイデルベルク
5日目:ハイデルベルク郊外
6日目:産業都市ケルン
     葡萄酒の町リューデスハイム
7日目:フランクフルト空港


暗くなり始めているローテンブルクの町。
ちらほら閉まり始めている店もあります。

おっと、急がなきゃ!
実は今回の旅で、1つ買いたい物がありました。
それは「中世の衣装」

前に日本で、中世ヨーロッパの再現イベント
――全身鎧の騎士の戦いを観戦したり、中世ダンスに参加したり
中世の料理を食べたり――
に何度か参加していたことがあります。
イベント中は借り物の衣装を着させて貰っていたのですが、
今度行くときはカッコいいやつを自前で用意したいな~、と思っていたのです。
昨日のヴュルツブルクの町でも探したのですが、結局見つからず。

そんなわけで、土産物屋をのぞきつつ衣装を売っている店を探していると、
ちゃんとありました! 中世アイテムの専門店。
レプリカの剣や鎧も売っている本格的なお店が!
ロードオブザリングなどの
ファンタジー映画のグッズ(これもレプリカの剣や鎧)もたくさん売っています。
ただ、服については以外と少なく、軽装のものが主体。
フード付きの外套やサーコート、貴族のジャケットなどが欲しかったのですが
これらはちょっと安っぽい作りのわりに値段がそこそこしたので
シンプルなシャツを1枚買うことにしました。

買い物を終えて、もう一軒、行こうと思っている店が
たまたま旅行前にネットでローテンブルクのことを探しているときに
見つけたお店「えく子のワイン&ギストショップ」さん。
日本人がいるお店、ということで現地の情報収集に持ってこい、
ワインのお土産もここで買おうかな、と思っていたのです。

印刷していた地図を頼りに店に行ってみると、
店内からは日本語のやりとりが聞こえてきます。
「なんか、久々に日本語の会話を聞くなぁ……」と感慨深く。
まだ旅が始まって2日しか立っていないのに(笑)

店に入ってすぐに日本人のスタッフさんや
店主のえく子さんと話すことができ、
ワインの説明を聞いたり、試飲をさせてもらったり
(特に甘いワインがめっちゃ美味しかった!
 希少なアイスワインの醸造工程の話も、非常に興味深かったです)
そして、雑談をしている内に
なんと店主のえく子さんの息子さんが
TRPG好きだということが発覚!

ハイデルベルクの大学で日本語を専攻していて、
現地のTRPGサークルで遊んでいるそうな。
日本のアニメも好きな立派なオタクらしい。
今度日本に行くという話もしていたので、
自分もTRPGを仕事にしているんですよ、と
テーブルトークカフェDaydreamとりゅうたまの宣伝もバッチリしておきました。

異邦の地で、間接的とはいえTRPG仲間が見つかったというのは
本当に嬉しかったですね。内心、えらくテンションがあがってました。

ただし親御さんはTRPGのことを
なにやら怪しいゲームだと、快く思っていない様子。
このへんはやはり日本と変わらない部分ですね(笑)

小一時間ほど話した後
お土産用のワインもいくつか買って、日本への配送をお願いし
店を出ると、外はもうすっかり暗く。

SANY0127.jpg

街灯の色がまるでキャンドルや松明のようなオレンジ色。
夜のローテンブルクは、なおファンタジックです。

つづく。

2011/02/24

ドイツ旅行記3-16 剣士とエンカウント

ファンタジー世界の風景を求めて一人旅。
2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の夜18時頃です。
ゲーマー的視点で旅の見聞をつづっております。

■旅の行程
1日目:国際都市フランクフルト
2日目:世界水準の田舎町ヴュルツブルク
3日目:庭園の町ファイツヘーヒハイム
     城塞都市ローテンブルク(←今ココ)
4日目:赤い石の街ハイデルベルク
5日目:ハイデルベルク郊外
6日目:産業都市ケルン
     葡萄酒の町リューデスハイム
7日目:フランクフルト空港


日が暮れた夜のローテンブルク。
パラパラと小雨がちらついていますが
ちょろっと降ってはすぐ止む、といった天気。
気にせず町の南の門まで歩いていきました。
町の中心部から15分も歩けば
充分町の端にたどり着きます。

SANY0128.jpg

古さと相まって、夜の門は本当に雰囲気があります。

SANY0129.jpg

堀に掛かる小さな橋。
どこに続いているのか分からないドキドキ感があります。
こういう風景は、主観視点のアクションRPGなどでよく見かけるだけに
(ゼルダの伝説とか、デモンズソウルとか)
かなり嬉しかったですね。ファンタジー世界に入り込んだ気分。

お腹も減ってきたし、今度はご飯にしよう、
と宿のおじいさんのオススメのレストランに行くことにしました。
が、しばらくウロウロしても見つからず。
景観を大事にするために、日本のような大きな看板が出ている店は少ない上、
入り口が地味な店が多い……。

ここはサクっと諦めて、
ガイドブックに載っていた別のお店へ行くことに。
なんと、この町で最古の建物を使っているらしい。
名前は「ツア・ヘル(地獄亭ほどの意)」
店の名前に地獄をつけるとか、すげー、と
ガイドブックで見たときから非常に気になっていた店です。

店に行く途中、薄暗い十字路に人だかりが。
なんか、事件かな?
と思いつつ近付くと、狭い十字路の真ん中に
若い男の剣士が!
緑色の中世衣装に、立派な剣を腰に帯びています。
剣士が大声で何かをしゃべり、周りの人たちがそれを聞いている様子。
なるほど、これは歴史解説をしてるんだな、と。

実は前日のヴュルツブルクの夜の町で
歴史解説をする「ハルバードとカンテラを持ったおじさん(中世の夜警)」
に遭遇していたのです。
この町にもハルバードおじさんはいる、と聞いていたのですが
まさか若い人もいるとは。
町をあげて中世都市の雰囲気を盛り上げてくれる……
素晴らしい町です。
これなら観光客が中世衣装を着て町を歩いても、許されそうな予感。

つづく。

2011/02/25

ドイツ旅行記3-17 じごくのくし

ファンタジー世界の風景を求めて一人旅。
2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の夜19時頃です。
ゲーマー的視点で旅の見聞をつづっております。

■旅の行程
1日目:国際都市フランクフルト
2日目:世界水準の田舎町ヴュルツブルク
3日目:庭園の町ファイツヘーヒハイム
     城塞都市ローテンブルク(←今ココ)
4日目:ローテンブルク散策
     赤い石の街ハイデルベルク
5日目:ハイデルベルク郊外
6日目:産業都市ケルン
     葡萄酒の町リューデスハイム
7日目:フランクフルト空港


晩ご飯を食べるため、
この町最古の建物で営業している「ツア・ヘル(地獄亭)」
に向かったところからです。

地獄亭は暗い路地に面していて、人通りも全く無く。
その名前通り、ちょっと不気味な雰囲気。
ただし分厚い木の扉からは喧騒が聞こえてきます。
ファンタジー世界の町によく出てくる、ならず者の集まる酒場って感じだが……

↓は翌日の朝に撮った地獄亭の入り口です。
SN3E0042.jpg

覚悟を決めて扉を開けると、
ちょっとイメージとは違っていました。
広いホールがあって、カウンターがある、そんなイメージをしていたのですが
入るといきなり廊下。店内は、広いホールがあるわけではなく
3つほどの小さいスペースに区切られていました。

若いお兄さんの店員が出て来て
僕は一番奥の、地下室へと続く廊下――
地下階段入り口の踊り場にあるテーブルに案内されました。
せいぜい二人が限界の小さなテーブルです。

他にも通路にテーブルが置かれていて、
狭い店内を限界まで使っている印象。

こちらは地下階段の下の部屋。
SANY0132.jpg

ランプの明かりが良い雰囲気です。
レストラン、酒場、宿、どこもそうだったのですが
日本に比べると圧倒的に明かりが抑えられています。
最初のはその暗さに違和感があったのですが
慣れるとこっちの方が落ち着きますね。

メニューは英語と日本語のものがあり、びっくり。
こんな小さなお店でも、ちゃんと日本語メニューがあるとは。
相当、日本人観光客が多いんですね。

日本語のメニューの解説によると、この店の建物は
なんと900年頃に建てられたものらしい……
900年!?
日本では平安時代。
千年以上前の建物を今でも現役で使っている(しかも居酒屋)
という感覚は、ちょっと信じ難いものがあります。

頼んだのは「串焼き肉とサラダとパン」

SANY0131.jpg

宙づりの鉄串と肉を見て、
なるほど、地獄っぽい!(笑) と感動して写真を撮らせて貰いました。
このあと店員のお姉さんが串から肉を外してくれました。

ちなみに地獄亭はワインの種類がかなり豊富。
しかし、昨日でお酒は懲りたので、飲み物はリンゴジュースです(笑)

料理のお味はというと……
見た目のインパクトに反して、まあ、わりと普通。
なんというか、ソースが薄味。これは昨日のレストランでも感じたので
案外、この地域の料理は薄味なのかも……?

量は充分だったので、すぐにお腹いっぱいです。
僕はとにかく小食なので、サイドメニューを頼んだりすることが
できないのが旅を通して残念だったところ。

店を出るときに、壁に三つ叉槍の穂先みたいものが飾ってあったので
「これはなんだ? 地獄の悪魔の槍か」と店員に質問すると、
「いや、これはファーマーが使う道具だ」と
がっかりするほど現実的な答え(笑)

そんなこんなで、夕食を終え
宿に戻ることにしたのでした。

つづく(土日は更新をお休みします)

2011/02/28

ドイツ旅行記3-18 水に困り、水に癒される

ファンタジー世界の風景を求めて一人旅。
2010年11月17日~24日に行ってきたドイツ旅行の日記です。
現在3日目の夜20時頃です。
ゲーマー的視点で旅の見聞をつづっております。

■旅の行程
1日目:国際都市フランクフルト
2日目:世界水準の田舎町ヴュルツブルク
3日目:庭園の町ファイツヘーヒハイム
     城塞都市ローテンブルク(←今ココ)
4日目:ローテンブルク散策
     赤い石の街ハイデルベルク
5日目:ハイデルベルク郊外
6日目:産業都市ケルン
     葡萄酒の町リューデスハイム
7日目:フランクフルト空港


地獄亭での夕食を終え、
宿のシュピッツヴェークに帰ってきたところです。

SANY0133.jpg

部屋の電気もランプ風の明かり。
古びた木の梁、そして白い漆喰が醸し出す雰囲気が最高です。
さすがは500年前の建物。

ちと喉が渇いたので
昼に雑貨屋で買っていたペットボトルの水を飲もうと
開けて飲んでみたら、
こりゃ水じゃない! 炭酸水だ!

ドイツでは炭酸水が普通だと聞いていたので
念入りに「水」っぽいペットボトルを選んだというのに……。

どうにも、味のない炭酸水を飲むというのは
気持ち悪い感じがしたので、
なんとかならんかなー、と考えてみる。

水分を効率的に補給するために
粉のポカリスエットを持ってきていたので、
それを混ぜてみようと思い立ちました。

ペットボトルの口から、さらさらと粉を落としてみると……

泡立って吹き上がった!

テーブルの上は泡の大洪水で悲惨な状況に。
これ炭酸に混ぜちゃいけないものだったのか。
とんでもねーことになったゴブニャ。

とりあえず急いでタオルで拭いたあと
ちょっと飲んでみたものの、微妙に不味い。
結局、水道の水にポカリ粉を混ぜて飲んだのでした。

あとはゆっくりとバスタイム。
旅行中、始めてバスタブがある宿だったので
それはもう1時間以上ゆっくり風呂に浸かっていた気がします。
とにかく日中は歩きまくっているので
翌日に足の疲れを残さないよう、念入りに足をマッサージ。

風呂上がりには洗濯をして(着替えは3日分しか持ってきていない)
部屋の中に干し、そしてこの日は10時には寝ました。

そして翌日は……
お待ちかね、朝4時に起きて早朝の暗闇の中の散歩タイムです。

SANY0135.jpg

朝の宿の入り口をこっそり脱出。

つづく。

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「竜と鍋が好きな」岡田   りゅうなべ絵:ちま

  • Author:「竜と鍋が好きな」岡田   りゅうなべ絵:ちま
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